還暦からの資産運用

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9/9現在のポートフォリオ

 

8月下旬のジャクソンホール会見と9月月初の雇用統計を経て、レイバーディの祝日で始まった今週の相場は、FED高官の相次ぐタカ派発言や高止まりする米国10年債券金利などを材料に参加者総弱気の雰囲気で始まりました。

次の材料である13日のCPIの見通しが、エネルギー価格の落ち着きや労働時給の減少などから、弱いものになると見込まれるとショート勢の買戻しと思われる買いが集まり、週末にかけて連騰し雇用統計後の高値を更新して終了しました。

下旬のFOMCではインフレを重視したスタンスは変わらないものの、ある程度誘導金利水準のコンセンサスが4%程度で固まっていることから、相場は現状の水準で横ばいに推移すると思われます。

ポートフォリオは、一気に145円近くまで進んだ円安の影響もあり、含み益は8月末比1.5%増加の年末比9.8%の水準となっています。

米国株式は、NasdaqバードコールQYLD、高配当のATT、ウラン精製のCCJを購入しましたが、依然キャッシュ水準は高めに維持しています。

国内株式は、引き続きJREIT、高配当株式の購入を進めています。

相場は一時の悲観ムードからやや回復に向かっているように思われます。ここまで発表されている企業決算も依然前年比プラスが継続しており、現時点で2番底を取りに行く可能性は少なくなっているように見えます。

ただ、FRBのインフレへのスタンスは変わらず、今後グローバルのリセッションの可能性も残されていることもあり、慎重にリスク管理をしながら株式への投資は継続していきます。