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9/30現在のポートフォリオ

9/30現在のポートフォリオです。

米国株式は大幅に下落。ダウ、S&P、Nasdaq3指数とも年初からの安値を明確に割り込みました。

欧州のインフレ率は再度10%を超え、深刻なリセッション懸念が高まる中で、英国での大規模財政発動の混乱に端を発したリスク資産からの資金逃避が世界中で続いています。米国のFRB関係者からは、インフレへの対応が最優先とのスタンスが繰り返し示されており、当面はグローバルに高金利が維持されるとの見通しが大勢を占めています。このような環境の下、徐々に個別企業の業績の下方修正も顕在化しています。

先週、米国10年債券金利は一時4%台を付けた後3.6%台まで低下しましたが、依然上昇トレンドにあり、株式への投資妙味が減退しています。

そんな中、国内株式では高配当株式・REITを、米国株式では10年債券が4%台で折り返したタイミングでQQQを購入しています。

ポートフォリオの評価は8月末の水準を1%下回る年末比+7%の水準に低下しました。


マーケットでは、インフレはすでにピークアウトしているとの見方が根強くあります。

事実、エネルギーや不動産などの価格下落は明確になりつつあり、CPIなどの指標への反映はもともと遅行することから、今後現在の金利水準の訂正は十分起こりうると思われます。

ポートフォリオの構築は、米国10年債券金利の水準や方向性を注視しつつ、リスク管理は厳格に行いながら高配当銘柄中心に購入を行いキャッシュを消化をしていきます。