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11/4現在のポートフォリオ

11/4現在のポートフォリオです。

FOMCを経て4日続落で迎えた雇用統計。結果如何にかかわらず、イベント通過後株価反転を見込み直近でキャッシュを絞り込んで迎えました。結果は、指数は1.2~1.3%上昇しましたが乱高下し、現物は保有のCRWD、ZSなどハイグロは大幅安。バリューETF、高配当銘柄などが大きく買われ全体では日次でほぼトントン。ポートフォリオの損益は前月末比では2%弱下落となりました。

米国株式のポートフォリオです。前週に売却したAMZNを一部買戻したほか、AAPL、ORCLを追加購入しています。また、短期的なポジションとして、半導体3倍ブル(SOXL)、Nasdaq3倍ブル(TQQQ)を購入しエクスポージャーを高めました。

ポートフォリオ保有のCRWD、ZSが前日比13.97%、10.07%と大きく売り込まれました。原因は、同じセキュリティサービスのFortinetのQ4ガイダンスの不調と言われていますが、機関投資家ポートフォリオリバランスなども原因かもしれません。

これまで米国株式をけん引してきたGAFAMはじめとするテクノロジー、コミュニケーション分野の株式の成長率見通しが昨今のドル高などにより低下してきています。今後米国金利がピークアウトした際には、投資をする際の最有力銘柄となる可能性は高いと思いますが、目先はポジションを取りづらくなっています。

現在保有している個別銘柄は、分野のトップ企業であり代替銘柄も限られていることも考慮し、継続保有するか、キャッシュ化するか今後の市場動向を踏まえて検討していきます。

日本株ポートフォリオです。単元未満保有銘柄のうちAGG、東京精密などを追加購入した他、好決算のソニーGを購入しました。

今後の市場動向は、次回12月のFOMCまでに発表される複数回の物価、雇用指数の数字により大きく変わってくるものと思われます。ただ最近の要人や記者の発言、現在のインフレ動向と各国の景気動向などを見る限り、今回の金融引き締めも着地地点を探る最終局面に入ってきた感じがします。

昨年まで数年間続いたような株式の黄金時代はすぐには望めませんが、安心して中長期の資産形成を行える環境が来ることを信じて相場に対峙していきたいと思います。