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11/25現在のポートフォリオ

11/25現在のポートフォリオです。先週末比円キャッシュ▲1%、国内株式+1%となっています。

今週は日米とも祝日をはさみ参加者が少ない中で、前週の地合いを継続し堅調な展開となりました。来週は、パウエルFRB議長会見、PCEデフレーター、雇用統計と中旬のFOMCにつながる材料が目白押し。ボラティリティの高い週となりそうです。

米国株式ポートフォリオです。

前週と動きなしです。堅調な地合いを維持する中で、日々バリューとグロース交互に物色されています。しかしながら、GAFAやTESLAはさえない動きが続いています。引き続き、SOXL、TQQQのレバレッジ商品をリスク限定で保有し上方への動きに備えつつ、高配当銘柄の比率を高めていきます。

国内株式ポートフォリオです。キャッシュ1%で単元未満株全体を買い増ししています。引き続き高配当銘柄中心に購入しキャッシュ圧縮を図っています。

(マーケット雑感)

米国でのインフレ鈍化の兆しをきっかけとしたラリーが続いています。これまでのインフレ抑止最優先の引き締め姿勢からの転換をマーケットは期待していますが、労働需給が要因の部分のインフレは金融政策の効果は限定的であり、すぐに終息することは考えづらいと言われています。エネルギーや食料品、住宅価格などのインフレが鈍化することで金利の天井は見えてくるかもしれませんが、FRBが明確に政策転換すへ動くのは早くても23年後半と見られています。

FRBの引き締めが続く金融環境下で、現在の相場水準が維持されるためには個別企業の業績が下げ止まる必要がありますが、Q3までの決算では下げ止まりは見えません。特にここ10年近く米国成長株をリードしてきたGAFAは特に冴えない動きとなっています。インフレがピークをつけ、雇用の数字に明確な鈍化(失業率の上昇)が見られるようになると本格的な相場底入れも期待できますが、今週発表の雇用統計の数字によっては、一転金利上昇株式下落に転じる可能性もあります。

一方で、日本株については、過度なドル高が転換しつつあり、ドル資金での日本株への資金流入が期待されています。今週のNT倍率の下落を見る限り、TOPIXに幅広く資金が入っているように思われ当面は堅調に推移するものと思われます。

ポートフォリオでは引き続き日米高配当株式を中心に購入を行いキャッシュ圧縮を行っていく予定です。