還暦からの資産運用

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8/21現在のポートフォリオ

先週の株式市場は下落しました。週前半ホルムズ海峡の不透明感の強まりで原油価格が上昇し、米30年金利は一時5.3%台と2007年以来の水準に上昇しました。長期金利の上昇に対して米財務省は長期債のバイバックの増額を発表しましたが、効果は限定的なものとなり、週末にかけて原油価格と長期金利が高止まりする中、金価格と暗号資産が急騰しました。米国企業業績の好調さは継続しており株式市場のクラッシュの可能性は低いと思われますが、金利上昇の背景にはホルムズ海峡起因のインフレ懸念とともに、AI半導体関連の巨額設備投資の資金需要があることから、金利のさらなる上昇は投資の採算性を悪化させ株式市場下落のトリガーとなる懸念はあります。また米長期金利と金価格、暗号資産は本来逆相関となることから、この金利上昇の背景には米財政悪化懸念とドル覇権の崩壊のテールリスクを織り込む動きがあるとも考えられます。

現在のポートフォリオは将来の年金受給開始に向け、年金収入+配当収入で経常支出をカバーする“インカム中心の永久運用資産”を指向しており、配当源泉となる日米現物株式のセクター分散を進めていくとともに、成長源泉のインデックスの積立継続と債券、オルタナティブのクッション部分を前述のテールリスクに対応し資産配分見直しを行なっていく予定です。