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※年間騰落率、過去3年騰落率は2024年12月31日基準

クリスマス休暇明けで年末年始を挟み参加者が少ない中、米国株式市場は原油在庫の予想以上の減少で原油価格が上昇したことや住宅販売・ダラス連銀製造業指数の上振れで長期金利が上昇し木曜日まで連続で大幅に下落しましたが、週末のISMが予想通りとなったことなどで反発し週間では小幅な下落にとどまりました。

2024年年間騰落率は、Nasdaq、S&P500はいずれも+20%超、日経平均TOPIXも10%台後半と大幅に上昇。ポートフォリオも+18.09%と好調な結果となりました。

(日米金融政策の見通し)

              メインシナリオ    リスクシナリオ

  米国FFレート着地水準  2.75%        3.75% 

  日本短期金利年末水準  0.50%-0.75%    1.00%

米国市場は、底堅い景気見通しと企業収益の緩やかな増加が期待できることに加え、金融緩和局面となっていることで株価は堅調な推移が続くと考えています。トランプ新政権の下インフレの加速、財政赤字の拡大により金利が大幅に上昇し、FRBの金融政策スタンスが変化した場合は株価調整の可能性が高まると思われます。

日本市場は、賃上げの継続による堅調な個人消費東証市場改革に対応した株主還元の拡大により堅調な展開が予想されます。政局がらみで増税が実施されたり、ドル円為替水準が想定を超えて円安に進み日銀の利上げペースが速まった場合などは大きな株価調整の可能性もあると思われます。

株式市場は2023年から強気相場入りしています。歴史的に強気相場は平均で4年から10年継続すると言われています。トランプ新政権による関税政策によるインフレ再燃や財政赤字拡大による金利の急騰などリスクはいくつもありますが、相場が転換を迎えるまでは株式エクスポージャーを維持することが重要と考えています。

(過去3年間の年別騰落率)

             2022年    2023年    2024年

    S&P500     ▲19.44%   +24,23%   +23.31%

      TOPIX      ▲  5.05%     +25.09%   ∔17.69%

  ポートフォリオ     + 4.87%   +17.67%   ∔18.09%