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11/17現在のポートフォリオ

先週の米国株式市場は米国長期金利は急低下を受けて堅調な推移となりました。

14日に発表されたCPIが予想を下回ったほか、原油価格が4か月ぶりの安値をつけたことでインフレ終息観測が高まりました。また、住宅市場指数が今年最低水準となり、失業保険申請件数も2年ぶりの高水準となるなど急激な金利上昇の影響が景気に影響を及ぼしています。

マーケットは金融政策の転換を織り込み始めています。市場での金融政策変更の織り込みが表れる30日物FF金利先物データによると次回12月に続き翌年1月のFOMCでの利上げ確率もゼロとなり、3月の会合での利下げ確率が28%となっています。

日本株式も堅調な展開となり、日経平均は週間で3.12%上昇し9/15以来の33,000円台回復となりました。米長期金利低下によるグロース株堅調に加え、東証市場改革を見据えバリュー株の堅調も継続し引き続き強い展開が予想されます。

ポートフォリオは週間で+1.3%となり評価は最高値水準となっています。

米国株式市場はソフトランディングを期待し強気に傾きつつあります。早晩金利はピークを打つものと思われますが、金利引き下げ開始前後の相場は乱高下することが多くQ4の決算によっては反落する可能性もあります。現時点では株式のエクスポージャーは維持しつつリバランスのタイミングを図りたいと思います。

日本株式については、主力銘柄への入れ替えを行い高エクスポージャーを維持していきます。