6/2週の株式市場は日米とも高値を更新し、強気相場入りを大きく印象付ける週となりました。
米国市場では、週末の雇用統計で雇用の堅調さが好感され、ダウ、ラッセルなどここまでやや上値を抑えられていた指数が上昇を主導し、全面高となっています。
ただ、今週に入り債務上限問題が解決となったものの失業率の上昇などリセッションのリスクは依然残っており、大きく状況が変わったわけではありません。
テクニカル的には弱気派が買い戻さざるを得なくなった感があり、ここからの買い需要がどれだけ残されているか見極めが必要な気もしています。
ポートフォリオは、高配当などのETFが雇用統計以降に値をもどしたこともあり、先週比1%ほど評価増となり年初来+10.3%となっています。
債券の値下がりがやや重荷となっていますが、為替変動のクッション効果とはなっており、価格変動を抑えるポートフォリオ効果は有効であり当面は現状のポジションは維持していきます。
株式については、SOXLの売却資金でJPEI、JPEQを購入し、流動性ポートから配当目的への振り替えを実施しています。流動性ポートについては、毎日積立のVTIは継続していきますが、水準としては高値圏である可能性も考え相場状況を見ながら、キャッシュ化あるいは配当ポートへの振り替えを検討していきます。
また、今月の配当金再投資については、債券の購入か高配当銘柄の購入を検討します。