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6/9現在のポートフォリオ

6/9週の米国株式市場は、FOMCを翌週に控える中引き続き一部ビッグテック銘柄先導で上昇しました。S&Pは直近の安値から20%の上昇となりNasdaq100、Nasdaqに次ぎ強気相場入りしました。

日本市場は、週中にMSQの思惑から急落する場面もありましたが、10週連続の外国人の買い越し等を好感し商社株や鉄鋼株など主導で下落幅の半値以上戻しての越週となりました。

現在の米国株式市場はファンダメンタルズでは懸念は残るものの、市場価格は好転し強気相場入りとなりました。過去の歴史からは、安値から20%戻した場合には92%の確率で上昇が継続しているようです。

ポートフォリオ評価は、年初来+11.06%となりほぼS&Pと同等のパフォーマンスは維持しています。

米国の金融政策は利上げ最終局面となっていますが、年内の利下げへの転換期待は一時に比べて下がっています。むしろ直近では金利上昇傾向が見られます。

ポートフォリオは現状のアロケーションを維持するものの配当再投資による債券のポジションの積み増しは停止しています。

一方で日本株式については、長年のデフレからの脱却が始まったばかりであり、米国市場の影響は最小限受けるものの基本的には中期的に上昇相場となっていると思います。ポートフォリオではメガバンク中心に金融株をオーバーウェイトとしつつ高配当銘柄中心に積み増しを行っています。

引き続き、株式・債券の残高を調整しボラティリティを低減できるポートフォリオ構築を目指していきます。