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1/20現在のポートフォリオ

先週の米国市場では、前週からの流れを継ぎ金利低下、株価上昇の方向で始まりましたが、FOMCのブラックアウト期間を控えた連銀幹部の高金利期間の長期化を示唆する発言などにより週中にかけて大きく下落しました。一方日本市場では、日銀の金融政策決定会合を控え、日米の金利差縮小からの円高、株安への不安が広がり急落する場面がありましたが、金融政策に変更はなく、ドル、株式とも急激な買戻しにより一時ドル円131円台、日経平均株価26,000円台後半まで上昇しました。週後半には、グーグルやマイクロソフトの人員削減報道やネットフリックスの決算で加入者数が予想通り達成されていたことなどをきっかけとしてこれまで売り込まれていたハイテク株中心に買われNasdaqは前週末プラスで超週しています。なお、米国10年債券金利は、春節をはさんでゼロコロナ転換した中国の経済回復にともなうインフレ再燃への懸念から週末には節目の3.5%近くまで金利上昇しています。

ポートフォリオでは、日本株の個別株式の買い増しを継続しつつ日経225連動のインデックスを売却し、JPMインド株式アクティブ投信を新規購入し日本株式から外国株式へ1%資金シフトしています。

米国株式市場は、底入れ期待が高まる一方で、FRBの姿勢もタカ派姿勢を崩していないことから債券のエクスポージャーを維持しつつ企業決算の発表を確認していきたいを思っています。