11/11現在のポートフォリオです。
外国株式は、現物株の銘柄ウェイトの調整を行いました。
国内株式は、直近の決算好調な高配当銘柄を4銘柄購入。単元未満株式の買い増しも行っております。
結果、国内株式のウエィトが2%上昇。円キャッシュ▲5%、外貨キャッシュ+3%となっています。
評価額は、外国株式の外貨建て評価は増加したものの急激な円高により相殺され、全体では10月末に及ばず12月末比+9.5%となっています。
外国株式では、TESLAを全売却。CRWD、ZS、ENPHを一部売却しSOXL、TQQQや債券ETFのAGGに振り替えエクスポージャーを維持しています。
国内株式では、直近の決算が好調な高配当銘柄を4銘柄購入したほか、単元未満株の買い増しも行っています。
11/10に発表された米国CPIはコアの前月比が0.3%となり、単純に年率換算しても4%を下回るところまでインフレが落ち着きつつあることが発表されました。これによりマーケットは大きく反応し、株式市場はNasdaqが一日で7%の上昇、債券10年金利も3.8%台へと急低下、為替は週末には138円台と大幅に円高にふれ、一気にリスクオンの様相を呈しました。
ただ、現実には次回12月のFOMCで0.5%、それ以降年明け2月、3月にも0.25~0.5%の利上げが見込まれておりこのまま上昇トレンドへ転換したとは考えづらく、12月のCPI、PCEなどの物価統計の数字は引き続き注視する必要があります。しかしながら、FRBがこれまでのような積極的な利上げを行う根拠はなくなりつつあり、ひとまずはマーケットで囁かれていた大暴落は回避されたように感じられます。
今後は特に金利の低下、それに伴う為替の極端なドル高が是正されることにより、米国内企業の業績への過度なストレスが減衰することで、本来の稼ぐ力が発揮されることが期待できます。
現時点では相場は反発局面にあり、エクスポージャーを維持することを主因にポジションをとっていますが、今後の流れを注意深く観察し、ポジションを再構築していく予定です。