還暦からの資産運用

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5/3現在のポートフォリオ

先週の株式市場は上昇しました、米国では早期利下げ期待が後退していましたが、FOMC後の会見でパウエル議長が当面の利上げについては明確に否定したため、市場には安心感が広がりました。その後の指標はまだら模様で金利は上下動を繰り返しましたが、週末に発表された雇用統計で失業率が上昇したのをきっかけとして長期金利が下落、株価上昇につながりました。週間でダウは+1.14%、Nasdaqが+1.43%、Nasdaq100は+0.97%、S&P500は+0.55%となる中Russel2000が+1.55%とベストパフォーム。フィラデルフィア半導体は▲0.40%と週前半の急落が響きマイナスとなりました。日本市場はGWの真っ只中、ドル円が160円台に突入した29日と米雇用統計後に米金利が低下したタイミングの3日に為替介入が行われたとされており、ドル円は▲4%を超す急落となりました。週明けの株式市場への影響が注目されます。

ポートフォリオは前週比▲0.02%と横ばいでした。

米国市場では長期金利下落によりFED Watchでは再び9月利下げ観測が浮上しており、ややリスク選好が高まっています。S&P500採用銘柄の決算発表は無難に進んでおり金利低下とともに割高感の修正が継続するか注目で今週以降、24日のエヌビディア決算までは堅調な地合いが期待できそうです。

日本市場も来週前半までは主要銘柄の決算発表が続き、資本効率改善への取り組みが積極的な企業の個別物色中心に堅調な地合いが予想されますが、為替介入を経て調整色が強かった半導体株への選好が再開するか注視していきたいと思っています。

全般的にダウンサイドへの懸念がやや薄らいだように感じますが、株式へのエクスポージャーを段階的に削減していく姿勢は維持していきたいと思います。