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5/31現在のポートフォリオ

先週の株式市場は日米とも金利動向に影響を受ける展開となりました。インデックスは、ダウは▲0.98%、Nasdaqは▲1.06%、Nasdaq100は▲1.11%、S$Pは▲0.51%、Russel2000は▲0.07%、フィラデルフィア半導体指数は▲1.87%、日経平均は▲0.39%、TOPIXは+1.09%となりました。米国週末に注目されていたPCEが予想通りでインフレ長期化懸念が後退し金曜日のダウは+1.51%と大幅上昇となりました。

日本市場でも米PCE発表を控える週末に広範な銘柄に買いが入り、日経平均は+1.14%、TOPIXは⁺1.70%と日米ともに週末大幅上昇となりました。今週末の雇用統計次第では再び早期の米利下げ観測が盛り上がることも予想され、いったんの金利上昇には歯止めがかかったものと思われます。

ポートフォリオは、前週比微増ながら月間ベースでは最高値水準となっています。

今後も米金利動向は相場の方向性に大きな影響を及ぼすものと思われますが、米利下げが具体化するには、明確な景気後退の兆しなりが見えてくることが必要です。今週の雇用統計が最初のポイントとなりそうです。

一方、日本の金利動向は、為替水準の議論から早期利上げを望むかのように報じられていますが、日本のデフレ脱却への道筋はまだ始まったばかりだと思います。日銀の早急な利上げは想定しません。

株価は高値圏での推移となっており、引き続き株式エクスポージャーの削減タイミングを図っていきますが、コアな部分の株式残高は維持・拡大方向で考えています。