クリスマスを控えて外国人投資家による売買が減少する中、先週の株式市場は日米とも堅調に推移しました。ダウは+0.21%、S&P500は+0.75%、Nasdaqは+1.21%、日経225は+0.60%、TOPIXが+0.18%となっています。
米国金利は、住宅関連の指標が弱含みで推移し、GDP確報値とPCEも予想を下回りました。FOMC以降下げ基調の長期金利は10年債4%割れが定着し3.9%を挟んだ展開となっています。
日本株式では、日銀政策決定会合後買戻しが入り年初来高値に迫る動きとなりました。個別では、ダイハツ工業の検査不正が発覚し、親会社のトヨタ自動車が弱い展開となっています。
ポートフォリオは前週比若干のプラスとなり11月末水準に迫っています。
米国市場は早期利下げ観測が高まっており、今週はS&P500の最高値更新も期待されています。日本市場も企業業績拡大から賃上げの好循環が期待されており、上昇基調が予想されます。引き続き株式ウェイトは現状を維持します。