還暦からの資産運用

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8/23現在のポートフォリオ

先週の株式市場は米国のソフトランディング期待に支えられ堅調な展開となりました。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演を週末に控えていたため、木曜日は反落する場面もありましたが、パウエル議長の講演内容は7月のFOMC議事要旨等で示された利下げ観測を踏襲する無難な内容となり講演後には安心感が拡がり上昇幅を拡大しました。米国主要指数の週間の上昇率はおおむね1%台前半でしたが、小型株のRussel2000は+3.54%となりました。日本株式も一進一退の動きながら堅調に推移し日経平均は38,000台半ばでの越週となっています。

ポートフォリオは、パウエル講演後にドル安が進んだこともあり前週比▲0.66%とマイナスとなりました。

7月末の日米金融政策決定会合後に景気減速懸念の高まりなどから急落して始まった8月相場でしたが、S&P500は7月の最高値まで0.5%までほぼ全値戻しとなりました。一方為替水準が大きく変化した日本株式は、日経平均の7月高値から8/5の安値までの下落幅の0.618の水準までの戻しにとどまっています。ここまでに発表された4-6月の企業収益は日米とも堅調に推移していますが、業種・個別企業ごとに明暗が分かれつつあり日本企業では今後の為替の推移を特に注視する必要があります。

今週は28日のエヌビディア決算を控えボラテリティ上昇が予想されますが引き続きポートフォリオはリスク抑制的なスタンスで臨んでいきます。