還暦からの資産運用

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8/9現在のポートフォリオ

先週の株式市場は乱高下しました。特に日本株は週初▲12.4%の翌日に+10.2%とパニック的な動きとなったものの週間では日経平均TOPIXとも▲2%台の下落となり、米国株式は±1%程度の小動きとなっています。

ポートフォリオは前週比▲2.3%となり年初の水準となりました。前週までに引き上げていた株式のウェイトは元に戻しました。実質的には狼狽売りとも見えますが、足元の景気動向変化と9月の次回日米金融政策決定会合を見極めるため一旦リスクを縮小しました。

米S&P500企業の2024Q2決算は、91%出揃い過去平均を上回る78%の企業が予想を上回るEPSを発表していますが、増益幅は予想比+3.5%と5年平均の8.6%や10年平均の6.8%と比べ大きく下回っています。

日本企業も決算発表が続いていますが、ここもとの急激な円高で想定為替レートとの差が縮小または逆転も見られ、当初想定されたEPSの上方修正が危ぶまれる可能性があります。

日米で金融政策の方向性が逆となり強弱まだらな経済指標も続いている中で、変動率の高い相場が予想されますが、冷静な判断で臨んでいきます。