10/21現在のポートフォリオです。
前週のCPI、小売売上などの材料をこなし、今週は個別企業決算を材料に大きく動く週となりました。前半はMSの決算で売られるものの、JPM、CITIの決算で盛り返し、その後TSLA、NETFLIX、SNAPで上下に大きく振られる展開となっています。週末にはFED高官のインフレ対応金融政策へのけん制発言や152円に迫る段階で行われたとされる円買い介入などにより米短期金利上昇が一服し、株式は大きく反発して引けています。
来週以降27日にはGDPとGAFAM決算やFOMC、米中間選挙と材料目白押しの中で下値を売りづらい雰囲気が出ているように感じます。
ポートフォリオでは、米10年債券金利が4.1%に上昇した段階で総合債券ETFのAGGを購入したほか、ATT、高配当ETFのSPYDを購入。また決算通過したTSLAを購入しています。評価は先週末とほぼ変わらず年末比+8.4%の水準を維持しています。
21日の米国株式市場場中に、FOMCにて利上げのピークと減速時期を討議とのリーク記事が報道されました。為替介入のタイミングであったこともあり、日米での協調したドル高抑止ではないかとの思惑も生んでいます。
ことの真偽はわかりませんが、急激なドル高が米国企業の決算に影響を与え始めていただけにこれ以上のドル高は日米とも望んでいないのは確かだと思われます。
米国の利上げは年内2回、0.75%ずつがコンセンサスとなりつつありますが、次回FOMC後の会見で今回のリーク記事どおり利上げペースのスピードダウンが示されるようなことになると株式相場の底入れにつながるかもしれません。