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7/21現在のポートフォリオ

先週のマーケットは注目のTESLAやNETFLIX、AMEXなどの決算発表が行われ、前週とは対照的にネガティブな反応が目立ち、これまで主導したAI関連ハイテク銘柄中心のNasdaq軟調な展開となりました。

日本市場では予想を上回るCPI発表を受けて日銀の政策修正観測が高まったことで、為替が円高に振れ、株式市場は大きく下落する場面もありましたが、日銀総裁の政策の現状維持を想起させる発言が伝わると一気にドル高に転換し株式市場も戻す展開となっています。

今週の金融政策会合については、米国は利上げ織り込み済み。日銀のYCC解除はなしで日米は波乱ないものと思われますが、ECBの利上げスタンスの軟化期待が急速に高まっており、今後の日米金融政策への影響も注視すべきと思われます。

ポートフォリオは、米国市場でこれまで出遅れていたバリュー系銘柄が上昇したことと為替のドル高により前週比上昇し、前年末比+14%となっています。当面は、バリュー系主導となる可能性はありますが、現在のAI主導の相場は息の長い相場と考えており、今週のGAFAM決算などで調整する場面では、拾っていきたいと思っています。ただ、現在の上昇が逆業績相場の中間反騰の可能性もあり、キャッシュ比率や債券の比率は現状を継続します。