還暦からの資産運用

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1/12現在のポートフォリオ

1/12週の株式市場は、日経225が前週比+6.59%、TOPIXが+4.21%と日本市場が想定外の上昇を見せました。日経225は、日本3連休明けの1/9に半年ぶりに引け値での高値を更新すると、1/11には34年ぶりに35,000円台を回復しました。SQに伴う需給要因もあったものの、日本企業の構造改革への期待が高まり、持たざるリスクを意識した動きも見られたようです。

米国市場は、週初にQT減速の憶測が高まったことや、CPIは予想を上回ったもののインフレ鎮静化の見通しが強まったことで、10年金利が低下に向かい、ダウは前週比+0.34%、S&P500が+1.82%、Nasdが+3.09%、Nasdaq100が+3.23%とハイテク中心に底堅い展開となりました。

ポートフォリオは+2.2%となっています。

米国株式は依然割高感が強く4Q決算でのEPS成長率の上昇が今後の上昇には必要と思われますが、急上昇し上値期待感が非常に強い日本株式についても、日経平均全体のPERは概ね天井圏の水準である15.6倍となっており、このまま36,000円台を買い進むためにはEPSの増益基調加速が必須となります。日米ともこれから本格化する決算発表を慎重に見ながら銘柄を厳選していく必要がありそうです。

2024年は申し分のないスタートとなっていますが、やや想定よりも早いスピードで動き始めている印象があります。年後半の米大統領選挙や日本の政局を見据え、夏場あたりまでは今のポジションを維持するつもりでしたが、早めにアセットアロケーションの見直しも必要となるかもしれません。