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3/22現在のポートフォリオ

日米ともに中央銀行金融政策決定会合を通過した株式相場は大きく上昇しました。金融政策決定会合の結果は予想通りのものでサプライズはありませんでしたが、会合後2営業日連続で最高値更新となっています。

ポートフォリオは年初来で+12.6%となり最高値水準となっています。

典型的なイベント通過後のリスクオン相場となっていますが、日本株式はこれまでの半導体主導から金融や高配当などのバリュー銘柄が上昇しており物色対象が拡がっているのに対し、米国株式はNVIDAのAIイベントGTC2024やMUの好決算発表などを追い風に引き続きAI関連主導の展開となっています。

日本株式は日経平均のPERが17倍台となってきており過去の水準からは割高となっていますが、企業収益の増大が期待されており4月以降の決算発表の増額を織り込む動きと考えられます。米国株式はAI関連主導継続期待が衰える兆しはなく当面半導体主導の展開が予想されます。ただ6月の利下げ期待が後退し7月開始がコンセンサスとなりつつあり、年内の利下げ回数期待も3回から減少することも想定する必要はありそうです。

引き続き、物価指標などを注視しつつ日米株式ともエクスポージャーを減らすスタンスを継続していきます。