還暦からの資産運用

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10/7現在のポートフォリオ

10/7現在のアセットアロケーションです。

注目の雇用統計はマーケットの予想に反して強い数字となり、Nasdaqは▲3.8%と一週間の上昇分をほぼ吐き出して終了しています。

来週13日にはCPIを控えていますが、ここまでの経済指標は実態経済に遅行し、FRBの政策判断を変更させる材料とはなり得ず、株価は下値を更新する可能性が高まりました。また、個別ではAMDが利益警告を出し、7日の株価は14%の下落となっています。

ただ、インフレについてはピークアウトしているとの見方も値強く、CPIで材料出尽くしとなり相場反転の可能性も残っていると考えます。

ポートフォリオでは日本株式・米国株式を買い増しし、キャッシュを2%ほど圧縮しています。為替が145円台まで円安が進んだこともあり時価評価は8月末の水準を回復しています。

米国株式のポートフォリオです。CRWD、ZS、ENPHを買い増し。配当狙いでATT、QYLDも購入しています。前週に購入したQQQは、雇用統計の数字を見て寄り付きで売却しました。

日本株式のポートフォリオです。IDECOの225投信を購入した他、積水ハウスREIT、単元未満個別株でDICを購入しています。

FRBのインフレに対するスタンスが明確な上、指標の後押しもない中で当面金融政策の変更は期待できず10年債券金利は高止まりが続きそうです。今後企業業績に下方修正が相次ぐなどのことがない限りクラッシュはないと思いますが、下値の模索は続きそうです。ポートフォリオでは、高配当などの銘柄を拾いつつ相場反転のタイミングを逸することがないようリスク管理を徹底しながらキャッシュ消化を行っていきます。