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11/18現在のポートフォリオ

11/18現在のポートフォリオです。

CPIの数字が下振れし、インフレ鎮静化への期待が高まる中でPPIもポジティブな数字が続き週中にかけて株式は急進しました。週末にかけては小売売上高の上振れやFED高官のけん制発言などにより乱高下しましたが、12月のFOMCまでは大きな材料がない中で、しばらくは上方向の動きが継続しそうです。

為替市場では、10年金利の急低下によりドルが全面的に売られる展開となり、ドル円は140円を下回る動きとなっています。

ポートフォリオは、米国株式のドル建て評価増加を為替の円高により相殺し全体の評価益は前週比若干増加し、前年末比+10%の水準となっています。

米国株式のポートフォリオです。

SOXLとTQQQのレバレッジ商品を半分売却し、高配当のAT&TとVTIを購入しています。

日本株ポートフォリオです。

高配当銘柄中心に買い増しを行っています。

株式市場は、FRBの金融政策のスタンスの変化を催促する形で急伸しています。経済指標に反応し、ギャップアップしてザラ場では押し目らしい押し目を作らず上昇する典型的なショートカバー中心の動きには見えますが、Dowはテクニカル的に年初からの下落相場からトレンド転換し、S&PNasdaqも続く形となっています。

しかしながら、FEBの利上げは来年2月までは継続されるのがコンセンサスとなっており、5%に達したのちも高水準で維持することが見込まれています。

一方で、中国の経済成長が明らかに減速し、世界経済への影響が懸念される中でインフレの一段の減速があれば現在の高金利は維持できず早晩FEDは利下げに転じるとの見方も増えてきています。

ポートフォリオでは、ここ1か月でキャッシュを30%から23%程度まで圧縮し、高配当の銘柄を中心に購入を行っていますが、相場の方向についていくために、全体のリスク量を管理した上で、SOXL・TQQQのレバレッジ商品も組み入れています。レバレッジ商品は短期目的で機動的に売買を行っていく予定です。