雇用統計発表後の金利上昇が加速しています。米国10年債券金利の水準は、先週末で3.74%となり、雇用統計前より40bp程度上昇しています。マーケットでは、FEDのベースレートの引き上げに加えて、利上げ停止時期の先送りまで織り込み始めたように見えます。ただ、年初から大きく戻していたハイテク中心のNasdaqに修正が入る一方で、一部バリュー銘柄や高配当株は堅調な展開となり、金利上昇の影響はいまのところ限定的です。
ポートフォリオでは、2023年のNISA枠として高配当とエマージングのETFを枠の4分の一程度購入しました。時価評価は前週より微減し年初来+3.8%となっています。