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8/18現在のポートフォリオ

長期金利の上昇が止まらず、米国10年債券金利は、一時昨年11月以来となる4.325%近辺まで上昇しました。インフレ再加速の見通しに加え、労働需給の強さが継続していることなどから長期潜在成長率の上昇を織り込んでいるのではとの見方も出てきています。

一方で不動産市況の低迷から成長率の大幅鈍化が予想される中国経済への懸念もあり、来週のジャクソンホール会見でパウエル議長から何らかの示唆が示されない限り、来月下旬のFOMCまでは金利の上限を試す展開となる可能性もあります。

株式は、金利の上昇を嫌気する展開が続いていますが、超長期ゾーン以外の金利は落ち着きつつあり、来週に控えるエヌビディアの決算次第でいったん底入れを期待する向きも増えているようです。

ポートフォリオは昨年末比+13%とピークから2%強下落しています。引き続き金利動向を注視しつつ、日本株高配当についてはエクスポージャーの積み上げを図りたいと考えます。