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2/16現在のポートフォリオ

先週の米国株式相場は、急落した場面はあったものの概ね堅調な展開となりました。13日に発表のCPIが市場予想を上回り早期利下げの期待が後退したことで、10年金利が4.3%台まで急騰し株式は急落しましたが、翌日には反発し、週末は3連休を控える中でPPIが市場予想を上回ったものの影響は限定的でした。週間でNasdaqとNasdaq100は1%を超える下落となりましたが、ダウとS&Pは小幅な下落にとどまり、Russel2000は1.08%の上昇となりました。

一方日本市場では日経平均が史上最高値まで50円ほどに迫る上昇をみせました。週間で日経平均は4.31%、TOPIXは2.61%と大きな上昇となりました。為替のドル高が進行したことや、ソフトバンク保有するARMや東京エレクトロンなどの好決算を受け半導体主導で日経平均を押し上げました。週末には銀行株などへの物色拡大がみられ、先高観が続いています。

ポートフォリオは前週比+0.8%とプラスを維持し年初からは+7.6%となっています。

年明け以降良好な相場環境が続いていますが、日米とも決算発表は好調に進んでおりバリュエーション面での割高感は小さく引き続き堅調な展開が予想されます。ポートフォリオの株式エクスポージャーは相場の反転可能性が出るまでは現比率を維持していきます。ただ、今週はエヌビディアの決算を控え、一度大きな材料出尽くしとなることも想定には入れておきたい。