還暦からの資産運用

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12/9現在のポートフォリオ

12/9現在のポートフォリオです。国内債券としてFUNDSで運用していたAXXZIAビューティファンド(6か月、1%)が無事償還されキャッシュ滞留となっています。その他の資産は特段の異動はありません。資産評価は、前月末から1%ほど減少し、年末比+8.7%の水準となっています。

前週に雇用統計の発表を終え、次週に注目のCPI、FOMCを控えたマーケットは、様子見姿勢が強まり、経済指標の数値に反応して弱含みの推移となりました。今週注目すべきは、金利との連動性の断絶です。米国10年債券金利は、雇用統計前の3.7%から3.4%フラットまで一気に低下しましたが、株式は週間ほぼ一貫して下落しました。

インフレピークアウトの兆候は夏過ぎから見られ、今週はガソリン価格が1年前の価格を下回るなど明確にピークは越えてきているように見えます。先日のパウエルFRB議長の講演では、今後インフレ動向を見ながら利上げのペースを見直す方針を明言しました。これを受け、金利低下・株価上昇の動きとなりましたが、今週発表の経済指標が予想を上回るものとなっても金利は低下を続け、かたや株価は下落加速となっています。背景には、リセッション懸念の強まりがあると思われます。

来週のイベントを終え、ホリデーモードに入ると資金は変動制を嫌い、株式から債券への資金シフトはより進む可能性もあります。