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6/23現在のポートフォリオ

先週の日米株式市場はいずれも連騰がストップしました。

米国市場はFRBによる利上げ継続観測が続き、週末の製造業PMIでは予想を下回り景気悪化懸念が再燃したことからダウ、S&P、Nasdaqとも下落し週間では▲1.5%ほどの低下となりました。

一方日本株式は、中国景気の悪化や月末にかけての年金のリバランスでの株式売りを懸念し大きく下落。週間では▲2.5%となりました。

米国市場はFOMC以降、市場と中央銀行金利見通しに乖離が生じており、これまでの金融相場への移行期待が剥落し、来月から始まる2Q決算を確認し逆業績相場への移行時期を探る状況へ変更したように感じます。また、これまでのビッグテックの一部が主導した上昇の継続は疑問視されていたこともあり、今後はビッグテック以外の企業の業績の方向性や水準を見極めていく過程となりそうです。

日本市場は、短期的に急激な上昇であったため、やや調整が入りそうですが、依然大きな転換点を迎えているシナリオは崩しておらず、スピード調整後上昇基調に戻るものと考えます。

ポートフォリオ評価は、株式の下落は大きかったものの、ドル高や金利低下に助けられ前週とほぼ変わらずの前年末比+13.4%の水準を維持しております。

引き継づきポートフォリオでは日次積立は継続しつつも、配当再投資は停止しキャッシュを高めに維持していきます。来月以降の企業業績次第では、米国株式のエクスポージャーの一部を債券へ移行することも検討します。