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9/1現在のポートフォリオ

 

先週の米国市場は、雇用指数の軟化を受けた金利低下によりNasdaq中心に反発しました。週末のISMは予想外に底堅く、景気の強弱感はまだら模様ですが失業率の予想外の上昇は米景気にリセッション懸念を再燃させるものとなっています。

一方、日本市場はTOPIXが8月の高値を更新。売買動向では、外国人投資家は2週連続して売り越しとなっていますが、個人はじめとした国内勢の買いが続いておりバブル後最高値を更新しました。

ポートフォリオは年初来高値を更新しております。

米国10年債券金利は未だ4%台となっており、米国株式のバリュエーションを押し下げ、好決算だったエヌビディアが牽引する相場にも陰りが見えています。FRBの利上げは最終局面であることは間違いないものの、短期間に急激に引き上げられた金利の経済への影響は表れておらず今後リセッションへ向かう可能性は高まりつつあります。

外国株式では分配配当金の再投資を停止し、キャッシュ滞留させていますが、タイミングを見て外国株式のウェイトを下げることとします。国内株式はデフレ脱却が現実化しつつあり、30年来の強気相場が到来しているものと思われ当面はウェイトを継続します。