先週の米国株式市場は、長期金利の下落を手掛かりに上昇機運が高まりましたが、中東情勢の不透明化で原油高となるとリスクオフの流れとなり株式は下落しました。
日本市場も米国長期金利の低下に合わせ大きく値を戻しましたが、週末はリスク抑制の動きが強まり大幅安で越週しています。週間での騰落率は、S&P500が+0.45%、Nasdaqは▲0.18%、日経平均は+4.18%、TOPIXが+1.97%となりました。
ポートフォリオ評価は+1.48%となっています。
米国の金融政策の見通しは、次回会合での金利据え置き見込み93.8%と高まっていますが、中東情勢の行方次第で原油価格が高騰する懸念もあり、金利水準の高止まりが懸念されます。
債券に比し株式が割高な状況に変わりはなく、引き続き株式ウェイト削減のタイミングを図りたいと思います。