還暦からの資産運用

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4/7現在のポートフォリオ

金融不安の一服で3月末に広がった楽観的な見通しは、東京市場開始前に伝わった予想外のOPECによる協調減産による原油価格の暴騰により一気に懐疑的なものになりました。その後、米国市場で相次いだ雇用関係の指標の悪化により、金利が急低下しましたが、株式…

3/31現在のポートフォリオ

3/31のNY市場ではPCEが予想下振れしたことから10年債券金利が低下。メガテック主導で続伸し、Nasdaq100は年初来高値を更新して終了。Nasdaq、S&P500は2月高値水準を回復して終了した。金融不安は燻るものの、FRBの利上げ終盤との見方が強く、株式市場は大方…

3/24現在のポートフォリオ

金融機関の混乱が続く中、FOMCでは大方の市場予測通り0.25%の利上げとなり、パウエル議長は今後の利上げスタンスについては引締め最終局面に近いニュアンスを感じさせるコメントを残しました。また、金融システムの健全性を強調する反面、信用不安が経済活…

3/17現在のポートフォリオ

SVBに端を発した米金融不安は、欧州のグローバル金融機関であるCSに飛び火しました。CSについてはスイス中央銀行による救済が発表されましたが、米地銀などではまだ混乱が続いています。しかしながら、インデックスの数字だけ見ると、週間でダウは▲0.15%と…

3/10現在のポートフォリオ

マーケットはリスクオフとなりました。 注目されていた雇用統計を翌日に控える9日木曜日に、仮想通貨決済業者のシルバーゲートが破綻、SVB(シリコンバレー銀行)の資金繰り悪化のニュースをトリガーとして銀行株が急落し株式市場全体が大幅下落しました。特…

3/3現在のポートフォリオ

今週の株式市場は、日米とも転換の兆しが見られました。米国市場では金利の上昇が続き、3日には短期債券から超長期債券まですべての債券利回りが一時節目の4%超となりました。ただ、株式マーケットでは株式の堅調さが目立つ展開となり、10年債券金利が4%…

2月24日現在のポートフォリオ

今週も雇用統計以降の流れは継続し、PMI・GDP・PCEと強い指標が続きました。インフレの長期化観測が高まり、FRBのターミナルレート予測は0.5%程度引き上げられ、年内の利下げ開始観測は消滅しました。株式はNASDAQ主導で下落し、10年債券金利は4.0%間際まで…

2/17現在のポートフォリオ

雇用統計以降の金利上昇が止まりません。10年債券金利は3%台死守のための最後の砦3.905%を突破。次なるめどは昨年11月以来の4.25%となりつつあります。背景となっているのはFRBの利上げスタンスの見通し。次回3月での利上げ予測幅が0.25%から0.50%…

2/10現在のポートフォリオ

雇用統計発表後の金利上昇が加速しています。米国10年債券金利の水準は、先週末で3.74%となり、雇用統計前より40bp程度上昇しています。マーケットでは、FEDのベースレートの引き上げに加えて、利上げ停止時期の先送りまで織り込み始めたように見えます。…

2/4現在のポートフォリオ

2023年初のFOMCと1月の雇用統計を通過しました。FOMCでは予想通り0.25%の利上げが行われ、会合後の会見でパウエル議長は、経済の減速によるディスインフレについて言及しました。しかし同時に労働市場の強さも認め、市場が期待する早期利下げは否定したもの…

1/27現在のポートフォリオ

翌週にFOMCを控えた1/27までの週は、インフレのピークアウトと経済減速が確認され、堅調な展開を見せた前週の流れを継続しました。MSFT、TSLAなど注目の決算もネガティブな材料とはなりませんでした。週末に発表されたPCEについても予想通りの結果となり翌週…

1/20現在のポートフォリオ

先週の米国市場では、前週からの流れを継ぎ金利低下、株価上昇の方向で始まりましたが、FOMCのブラックアウト期間を控えた連銀幹部の高金利期間の長期化を示唆する発言などにより週中にかけて大きく下落しました。一方日本市場では、日銀の金融政策決定会合…

1/13現在のポートフォリオ

1月も早くも半月が過ぎようとしていますが、年明け早々日米ともマーケットは転換点を迎えているように思えます。 まずは米国。CPI発表でインフレのピークアウト感がさらに鮮明となり、利上げ休止が見えてきたことからマーケットは静かにリスクを高めている…

1/6現在のポートフォリオ

2023年の日米の株式市場は、波乱の幕開けとなりました。日本が休場の1/3には欧州市場で独CPIの低下の流れを受けて米10年債券利回りが急低下。米国株式市場にもプラスの影響をもたらすと思われましたが、アップルの株価見通しの下方修正やテスラの納車台数未…

12/30現在のポートフォリオと2022年の振り返り

2022年の日米株式市場は、高騰するインフレと金融政策で対応する中央銀行の利上げで歴史的に大きな調整に見舞われました。 年初来の株価騰落率は、米ダウ工業株30種が8.5%の下落、Nasdaq総合指数は33.1%の下落、日経平均株価は9.4%の下落。TOPIXも5.1%の…

12/23現在のポートフォリオ

12/23現在のポートフォリオです。 株式市場は日米とも大きく下落しました。前週の欧米中央銀行のタカ派的な金融政策継続を確認し、景気後退懸念が高まっていたところに、日銀の事実上の利上げというサプライズで日本株も3%を超える大きな下落となりました…

12/16現在のポートフォリオ

12/16現在のポートフォリオです。 年内最後のFOMCが終了しました。マーケットで期待していた早期の緩和は示されず、パウエル議長のインフレに対する決意を改めて確認する形となりました。 先立つ13日に公表のCPIが予想を下回り大きく上昇していた株式相場は…

12/9現在のポートフォリオ

12/9現在のポートフォリオです。国内債券としてFUNDSで運用していたAXXZIAビューティファンド(6か月、1%)が無事償還されキャッシュ滞留となっています。その他の資産は特段の異動はありません。資産評価は、前月末から1%ほど減少し、年末比+8.7%の水…

12/2現在のポートフォリオ

12/2現在のポートフォリオです。 祝日明けの米国市場は、週央のパウエル議長が講演で、次回FOMCでの金利上昇幅縮小を事実上明言したことから長期金利が大幅に低下。株式は前週の高値を超えダウに続きS&Pもメジャーレジスタンスをブレークし強気に転じまし…

11/25現在のポートフォリオ

11/25現在のポートフォリオです。先週末比円キャッシュ▲1%、国内株式+1%となっています。 今週は日米とも祝日をはさみ参加者が少ない中で、前週の地合いを継続し堅調な展開となりました。来週は、パウエルFRB議長会見、PCEデフレーター、雇用統計と中旬…

11/18現在のポートフォリオ

11/18現在のポートフォリオです。 CPIの数字が下振れし、インフレ鎮静化への期待が高まる中でPPIもポジティブな数字が続き週中にかけて株式は急進しました。週末にかけては小売売上高の上振れやFED高官のけん制発言などにより乱高下しましたが、12月のFOMCま…

11/11現在のポートフォリオ

11/11現在のポートフォリオです。 外国株式は、現物株の銘柄ウェイトの調整を行いました。 国内株式は、直近の決算好調な高配当銘柄を4銘柄購入。単元未満株式の買い増しも行っております。 結果、国内株式のウエィトが2%上昇。円キャッシュ▲5%、外貨キ…

11/4現在のポートフォリオ

11/4現在のポートフォリオです。 FOMCを経て4日続落で迎えた雇用統計。結果如何にかかわらず、イベント通過後株価反転を見込み直近でキャッシュを絞り込んで迎えました。結果は、指数は1.2~1.3%上昇しましたが乱高下し、現物は保有のCRWD、ZSなどハイグロ…

10/28現在のポートフォリオ

10/28現在のポートフォリオです。 株式市場は金利先高感の後退期待で高値を追う展開となっています。企業決算も27日にAAPLとAMZNの発表で、GAFAMが終わりいよいよ来週のFOMCに市場の関心は絞られてきました。 GAFAMの決算では、METAとAMZNが一時20%を超える…

10/21現在のポートフォリオ

10/21現在のポートフォリオです。 前週のCPI、小売売上などの材料をこなし、今週は個別企業決算を材料に大きく動く週となりました。前半はMSの決算で売られるものの、JPM、CITIの決算で盛り返し、その後TSLA、NETFLIX、SNAPで上下に大きく振られる展開となっ…

10/14現在のポートフォリオ

10/14現在のポートフォリオです。 10/13発表の注目のCPIは予想を上回り、米国株式は大きく下落して始まりましたが、金利の反落などを材料に急反発し引けでは3%超の上昇となりました。翌14日は、小売売上高が予想を下回りFRBの利上げスピードが鈍化するとの…

10/7現在のポートフォリオ

10/7現在のアセットアロケーションです。 注目の雇用統計はマーケットの予想に反して強い数字となり、Nasdaqは▲3.8%と一週間の上昇分をほぼ吐き出して終了しています。 来週13日にはCPIを控えていますが、ここまでの経済指標は実態経済に遅行し、FRBの政策…

9/30現在のポートフォリオ

9/30現在のポートフォリオです。 米国株式は大幅に下落。ダウ、S&P、Nasdaq3指数とも年初からの安値を明確に割り込みました。 欧州のインフレ率は再度10%を超え、深刻なリセッション懸念が高まる中で、英国での大規模財政発動の混乱に端を発したリスク資産…

9/23現在のポートフォリオ

米国市場が下げ止まりません。 21日のFOMCでは、利上げ幅は予想通り0.75%だったものの、ジャクソンホールでのタカ派姿勢をより鮮明に示し、2023年中の緩和転換期待を完全に打ち消すものとなりました。23日には欧州発の金利急騰により米10年債券金利は一時…

9/16現在のポートフォリオ

先週の焦点であった13日発表のCPIは、原油安やガソリン安などから低めの予想が大勢を占め、次回FOMCでの0.75%の利上げをしっかりと織り込んで迎えました。結果は、全体・コアとも予想を上回り、株式は前日まで上げていたテック銘柄中心に4%超の下落となり、4…